22歳の後半のあたりから、ようやくいろんなものを楽しめるようになった。それまでは死ぬほど斜に構えていて、「ちぇ!」しか言ってなかったと思う。今でも全然言うけど、頻度は激減したはずだ。
こだわりがあるのも楽しいけれど、何でも楽しいのも悪くない。そこに上下とかなくて、自分がどうありたいかだ。
でも、ハロー、とこちらから手を振れば、ハロー、とあちらから返ってくる数少ない瞬間。それがあってこそ、人を変化させ、振り返らせ、時には生かしめる交差点。 - この世界からは出ていくけれど / キム・チョヨプ
楽しいも、嬉しいも、悲しいも、寂しいも、本当の意味であなたと感覚を共有できる瞬間はない。だからこそ、本当に伝わった、あなたに会えた、あなたを知れた、私を知ってもらえた、と思える一瞬は尊くて、その一瞬を作りたくて、何かを作っているんだと思う。